論文試験


短答式試験に合格した者について、必須科目3科目(特+実、意・商)及び選択科目について行われます。選択科目は7科目のうち、1科目を選択し、共通問題と試験会場にてさらに選択問題の中から1つを選択し受験します。試験は、必須科目と選択科目について各1日づつで行い以下のような時間と問数で解答することになります。なお、選択科目が免除される方は、1日で論文試験が終了することになります。工業所有権に関する法令についての知識を問う必須科目と、専門的な知識を問う選択科目により構成されます。

試験形式:論文
試験範囲:〔必須科目〕工業所有権に関する法令(1)特許法・実用新案法、(2)意匠法、(3)商標法〔選択科目〕(1)地球工学、(2)機械工学、(3)物理工学、(4)情報通信工学、(5)応用化学、(6)バイオテクノロジー、(7)弁理士の業務に関する法律(いずれか1科目を願書提出時に選択し、選択科目に設定された共通問題と、その選択科目に属する選択問題を1つ試験当日に選択して解答する。)
試験時間:〔必須科目〕上記それぞれの科目について、2時間、1.5時間、1.5時間〔選択科目〕共通問題、選択問題あわせて1.5時間
配点比率:特許法・実用新案法、意匠法、商標法、選択科目についてそれぞれ2:1:1:1とする。
合格基準:必須科目と選択科目の得点合計が、必須3科目の満点合計(例えば400点)と選択科目の満点合計(例えば100点)を加えた総合計(例えば500点)の60%以上であって、かつ、必須3科目の得点合計が必須3科目の満点合計(例えば400点)の60%以上であって、必須科目中及び選択科目に満点の50%未満の科目が1つもないこととする。
備考:試験問題及び法文集は試験終了後持ち帰ることができます。
 

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