弁理士の魅力


・高まる需要
近年、弁理士の仕事は、知的財産権の出願代理や中間処理業務だけではなく、コンサルティングや紛争処理など、多様な広がりを見せています。今後は、海外企業とのライセンス契約の交渉などを含む知的財産権全般の包括的なサービスが期待されており、世界を舞台に活躍できるスペシャリストとして注目を集めている資格です。

・難関資格に見合った収入
弁理士の勤務形態は、企業の知財部に勤務する、特許事務所に勤務する、独立して特許事務所を開く、とさまざまありますが、通常の従業員よりも資格取得者が厚遇される場合が多いようです。全弁理士の平均年収は平均年収は827万円です。事務所勤務弁理士の年収は、800〜1200万円といわれており、独立弁理士の中には2,000万円以上の年収の方も多いようです。

・独立開業可能
弁理士の魅力のひとつに独立開業をして事務所を構えて業務を遂行することがあります。 弁理士事務所の、75%近くが個人経営の事務所となっています。また、弁理士や事務員等を合わせ10人程度の人数で運営されているところが多いようです。人間関係でのしがらみのある、企業での歯車のような働き方と違って、独立開業することで自分の裁量で仕事を行うことができる点が士業の醍醐味といえそうです。

・女性の活躍
最終合格者のうち女性は18%で、女性の最終合格率は8.7%。全体の合格率6.8%という数字を考慮しても、女性の健闘ぶりが伺えます。弁理士は高度の専門性が求められるため、性別に関係なく活躍が可能であるといえそうです。
 

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